本格的なWebサイトは誰でも簡単に作ることができる?オススメの方法は?

IT知識

こんにちは、せこしょーです。
今回はWebサイトを作ることについて話したいと思います。

Webサイトってどういう種類があるの?

Webサイトは分類として、企業や個人の顔となるホームページ、日記のようなブログ、商品を販売しているECサイトによく分けられます。また、これらが一緒になっているWebサイトもあります。

Webサイトとは、ホームページ、ブログ、ECサイトなどインターネット上に公開されているWebページ群のこと

・ホームページ

・ブログ

・ECサイト

Webサイトを作成するオススメの方法

色々なサービスが溢れている今の時代、ホームページやブログは誰でも簡単に無料で作ることができます。※ECサイトについてはホームページやブログと異なるので後で説明します

【Webサイトが簡単に作成できる無料サービス】

サービス主な用途カスタマイズ性
Google Sitesホームページ
Wixホームページ
Bloggerブログ
はてなブログブログ
Amebaブログブログ

これらサービスは基本的にアカウント登録するとすぐにWebサイトを作成できます。

しかしながら、簡単で直感的にWebサイトを作成できる一方でデザインをより良くしたいときにはそのカスタマイズ性には限界があったり、また欲しい機能が利用できなかったりもします。

ちょっとボタンを移動したい、メニューの位置や色を変えたい、背景画を当てはめたい、全体的にいい感じに色や画像素材を調和させたい・・

また、自分のWebサイトのつもりで発信していてもブログサービスを利用している以上運営会社の広告が入ってきたりして、自分のための集客や収益化がしづらかったりします。

そういった問題を解決したい場合は、上記サービスと比べると少しだけ難易度は高くなりますがカスタマイズ性、拡張性の高いサーバーインストール型のソフトウェアをオススメします。

それがこれから紹介する「WordPress」です。

色々デザインをカスタマイズしたり、機能を追加したいとなるとプログラミングができないといけないと思うかもしれませんが、この「WordPress」に関してはそうではありません。なぜならすでにプログラマーたちが開発した豊富でおしゃれなテーマや便利なプラグインがあるので、それらを利用するだけでプログラミング不要で誰でも本格的なWebサイトが作成できます。もちろんプログラミング編集することも可能です。

テーマは、サイト全体のデザインなどを決めているテンプレートファイルのこと

プラグインは、WordPressをより便利にするちょっとしたツールのこと

WordPressって何?難しい?

WordPress」はWebサイトを作ることができる無料のソフトウェアで、Webサイトを作るための道具でありツールです。一応下記がWikipedia上のより詳細な説明ですが、特に読む必要はないです。

WordPress(ワードプレス)は、オープンソースのブログソフトウェアである。PHPで開発されており、データベース管理システムとしてMySQLを利用している(後述のプラグインよりSQLiteでの使用も可能)。単なるブログではなくコンテンツ管理システム (CMS) としてもしばしば利用されている。

Wikipedia

WordPressをオススメしている理由はカスタマイズ性と拡張性の高さだけではありません。WordPressはその便利さ故に他のサービスやソフトウェアと比べて圧倒的なシェアがあります。

便利だから多くの人に使われているし、多くの人に使われているとより便利になっていくよね

2022年11月18日時点でWordPressのシェアは世界で64.1%、日本では84.3%です(W3Techsより参考)。言い換えれば日本でブログ等のコンテンツ管理系のサイトを持っている人たちの84.3%がWordPressを使っていると言えます。今現在も1位を維持しながら着実にシェアを伸ばし続けています。

多くの人が使っているからこそ受けられる最高のメリット
  • 経験豊富な先輩方も多くいるのでネットに解説記事がいっぱいある
  • WordPress周りの便利なツールが今後も増えていく
  • WordPressに取り込めるおしゃれなデザインが今後も増えていく
  • 開発者たちが利用者のサポートやより便利にしていくモチベーションが高い

ほとんどのWebサイト、多くの人たちがWordPressを利用しているため使い方など分からないことがあっても色々な情報がネットにあるので安心ですよね。

それでもアカウント登録をしてWebサイトを作成する他のサービスと比べると、カスタマイズ性と拡張性の高いWordPressならではの扱いづらさを最初は感じるかと思います。

色々と機能が豊富すぎると最初は混乱しちゃうよね

でも、大丈夫!デザインなど色々とカスタマイズするときも使っているうちに徐々に慣れていきます。IT感覚が自然と身につくのでそういう意味でも挑戦してみるといいでしょう。

WordPressの導入およびWebサイトの作成方法については↓の過去の記事を参考にするとすぐにできます。

本格的なWebサイト作成にかかる費用は?

本格的なWebサイトを作成できるWordPressのソフトウェア自体は無料ですが、別途用意する必要があるものが2つあります。

それは「サーバー」と「ドメイン」です。

サーバーというのはパソコンと同じような機器で、そのサーバーにWordPressをインストールすることでWebサイトが作成できます。ドメインはインターネット上の住所のことで、よくWebサイトで見るようなURLをイメージしてもらえばOKです(このサイトの場合、sskshogo.com)。このドメインとサーバーを紐付けることで作成したWebサイトをインターネット上で見ることが出来る、という仕組みです。

サーバーはWebサイトを作るソフトウェア(WordPress)をインストールする機器

ドメインはインターネット上の住所(≒サイトのURL)

サーバーは購入することも可能ですが、セキュリティーリスクや管理コストの面でサーバーを借りることが一般的です。なのでレンタルサーバーとドメインにかかる費用がWebサイトを作るために必要な費用になります。

結論から言うと、サーバーとドメイン費用を合わせて月額換算で1,090円くらいが必要になります。

必要なものかかる費用代表的なサービス
レンタルサーバー月額 990円〜1,320円エックスサーバー
ドメイン月額 0円〜 エックスドメイン、お名前.com
2022年11月18日時点

レンタルサーバーについては、WordPressとの相性やスペック、コストパフォーマンスの面でエックスサーバーを選べばまず間違いないと思いますのでエックスサーバーを利用した場合の費用を記載しています。月額は契約期間が長いほどお得になり、レンタルサーバー費用は月額で990円です(スタンダードプラン)。

料金 | レンタルサーバーならエックスサーバー
ご利用料金に関するご案内です。

ドメインはWebサイトのURLみたいのもので、ドメインにかかる費用についてはどのサービスでも通常は1年単位の更新料のみです(※取得したいドメインによります)。1年毎におおよそ1,200円くらいの更新料がかかるのでドメイン費用は月額換算で約100円です。ちなみにエックスサーバーでレンタルサーバーを申し込むと〇〇.xsrv.jpという無料のドメインが付いてきます。

不要になった場合はサーバーもドメインもすぐに解約できるから安心して作ってみてね

サーバーとドメイン費用はかかりますが、特にWebサイトでの集客や収益を望んでる人は最初からWordPressでホームページやブログを作っておくといいでしょう。何よりサーバーとドメインを紐付けて出来上がる本格的なWebサイトは感動しますし、身についたIT感覚は一生モノなので決して損にはならないでしょう。

なお、サーバーやドメインを用意する必要がないWordPress.comというブログサービスも存在しますが、他のサービス同様カスタマイズ性と拡張性の観点でオススメできません。

Webサイトをもっとより良くしていきたいときは?

ここまでで本格的なWebサイトの作成するオススメの方法およびその費用について説明してきました。WordPressサイトのより具体的な導入方法については↓の過去記事を参考ください。

WordPressを導入してWebサイトが作成できたら、Webサイトをもっとより良くしていきたいと思うかと思います。

もちろんWebサイトは投稿するコンテンツ自体が一番重要ですが、デザイン周りもモチベーション維持には改善したいところですよね。

そこで出てくるのが「テーマ」です。

例えば、私のこのブログは2022年11月18日時点では「Cocoon」という無料テーマを利用しています。無料は思えないくらいシンプルさと機能性を兼ね備えていて無料テーマの中では一番有名です(多分)。

またCocoonはエックスサーバーと業務提携を行っており、エックスサーバーにWordPressをインストールする際に一緒にCocoonテーマも簡単に適用できるようになっています。

Cocoon
SEO・高速化・モバイルファースト最適化済みのシンプルな無料Wordpressテーマ。100%GPLテーマです。

その他WordPressには公式の無料のテーマだけでも10,000種類以上の豊富でおしゃれなテーマが用意されています。

WordPress テーマ | WordPress.org 日本語
あなたの WordPress サイトにベストなテーマを探しましょう。何千もの美しいデザイン、幅広い様々な機能・カスタマイズオプションなどから選べます。

もし無料テーマのデザインが気に入らなくなったら有料のテーマに切り替えてみてもいいですし、無料テーマを色々と試してみたり、プログラミングで自分好みのデザインにカスタマイズすることに挑戦してもいいでしょう。

ECサイトを作成したいときにオススメのサービス

ECサイトもWordPressで作成することも可能ですが、ECサイトは商品を販売する特質上サイトの機能としてショッピングカート機能や決済機能、売上管理や在庫管理などの機能が必要になってきます。プラグインでもある程度対応可能ですが、ECサイトとしての機能を満たすためには少なからずプログラミングの知識も必要となってきます。

また、ECサイトは顧客情報を取り扱うのでセキュリティー的な観点でも専門のエンジニアでない限り以下のような有料サービスを利用することをオススメします。

サービス特徴カスタマイズ性
BASE無料で使える
カラーミー高機能で拡張性も高い
Shopify高機能で拡張性も高い

これら有料サービスを利用することでWordPressとECサイトを連携することができます。つまりECサイトに必要な色々な機能やセキュリティー面は有料サービス側が提供しているので、連携することでご自身のWordPressサイトでも商品を掲載して販売することが可能です。

まとめ

Webサイトはサービス利用することで簡単に誰でも作成することができますが、どうしてもデザイン面や機能面での制約があります。なのでブログやホームページに関してはサーバーインストール型のソフトウェア「WordPress」を利用してWebサイトを作成することをオススメします。月額1090円ほどの費用はかかりますが、発信を続けていくなら最初から作っておくとあとあと楽です。

ただECサイトに関しては、その難易度およびセキュリティー的な観点からWordPressではなく、まずは有料サービスを利用する方がいいと思います。その後WordPressとの連携を考えてもいいでしょう♪

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